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おとなにできることを

2017年7月17日

京都では祇園祭のクライマックス、山鉾巡行の日を迎えています。

天気が不安定でしたが、三連休と重なり、なんと八万人の見物客で

京都の街が溢れかえったようです。

美術館のような美しい鉾が、東山をバックにそびえたつ様はさぞ壮麗だったことでしょう。

毎日暑い日が続き、エアコンに頼りっきりで体調崩していないでしょうか。

福岡の朝倉豪雨があって、東峰村の清和園さんの様子が本当に心配でしたが、

施設そのものは被災も無くみなさん無事だったようですが、職員さんの家が

被災したという方もあり、心からお見舞い申し上げます。

さて、7月に入ってあっという間の中旬。

青森、福島、愛知、東京、長野とあわただしい動きの月ですが、

先日、兵庫、龍野北高校へ行ってきました。



文部科学省の予算が終わり、ほぼ手弁当で生徒たちに指導するのですが、

お手伝いできる方を募ったところ、こんなに集まってくれました。

この日も猛暑日で学校は生徒たちの熱気でムンムンです。


介護の楽しさを今日も伝えるぞ~~~と意気込むアオヤマです。








9割が女子生徒、昨年までは男性だけで教えに行っていたのですが


今年は、女性をたくさん連れていき、この仕事は技術を身に着けたら

いくつになっても働けて、しかも楽しめる仕事だとわかってもらいたくて

生徒たちのお母さんよりずっと年上のベテラン受講生もお誘いしました。








お仕事を調整してくださり、朝早い学校の始業時間に合わせて

ボランティアで指導に来てくださったRX組受講生の皆さん、ほんとに

ありがたいです。



炎天下で台を外で作成するチーム。若いみんなが未来を創る!








現場で実践している作業療法士2人も来てくれました。

やっぱり教える中身が理路整然としています。さすがです。




お昼は持参したお弁当をみんなで和気あいあいといただきます。





午後は、紫野庵から持参した浴槽も使い、お風呂の実技です。








教える側も楽しみながら、生徒たちのエネルギーに負けないくらい

情熱をこめて、現場での喜びを伝えます。

この子たちが現場に旅立つときには、現場の先輩をあっという間に

教える側に回って行ってくれることを願って。

ロボットに頼らなくては人が集まらないという危機的なこの現状、

ロボットにお金をかけるなら、本当に介護を教える教育にお金をかけてほしい。

現場で実践し、教えられるほどの技術と情熱を持った人間を、

RX組はひたむきにコツコツと育てていきたい。






指導者となった田中潤に秘密の特訓をする青山です。

「じゅんくん、まだまだだな」と言われ、汗びっしょりの田中潤。

贅沢な時間です。



 

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