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今年も残りふた月

2019年10月31日

本当に辛い10月でした。

秋になれば台風も来るし、冷え込みも始まる、

それは四季がはっきりした日本なら、いたし方ない季節の変わり目ですが、

これほどまでに大きな台風や想像を絶する大雨が連続すると、

もはや手立ても見つからず、ただ茫然と立ち尽くすのみ。

きっと歴史を振り返れば、台風、洪水、地震、飢饉、疫病など

どうにもならないことが繰り返し起きては、なんとか立ち上がる繰り返しだった

ことと思います。

そのたびに、落ち込み、打ちひしがれ、それでも命あるものは前を向いて

一歩一歩進んできたから、今日があるのですね。

さぁ、明日から11月。新しい年を迎えるためにも気持ちを切り替えて

行かなくてはならないです。

まだまだ日常を取り戻せない被災された多くの皆さんへのお見舞いと

思いもよらずに亡くなられた方々へ、心からのお悔やみを申し上げます。



富山型民間デイサービス「ふらっと」での研修の様子です。

この日も雨が激しく降っていました。

「生きている」ということがとてもシンプルで、しかも尊いことだと

噛みしめることができた時間でした。




愛知県ゆたかの郷さんでのセミナー、たくさんの方にご参加いただき、

あたたかい雰囲気の中で、優しい施設っていいなぁって改めて思いました。

10月は、札幌、高山、富山、愛知と、災害が続く中でも

希望を持って前へ向く力をいただきました。

台風で中止となってしまった岩手、本当に残念でしたが、来年3月4日に

同じ場所でリベンジ開催いたします。

生きているってことは、素晴らしい。

紙一重で死はいつも背中合わせです。

せっかくなら楽しい今を



 

モエレの里セミナー

2019年10月6日





コンサドーレ札幌の育成選手(?)たちが

秋の日差しを浴びながら、輝く青春を燃やしています

がんばれ~~~~


こちらでは、一番若くて18才の入りたての男子を始め、

親御さんを施設に預けているご夫婦、

施設で長年働くみなさんなどなど、

さまざまな年代の男女が、サッカー少年たちに負けじと熱く格闘しています





その中に、

札幌の病院にお勤めの方で、元々は九州福岡出身、

ご主人の転勤で札幌に来たけど、両親や親類はみな、福岡県。

今回のご参加は、今病院で患者さんに接しているけど

何も介護らしいことはできず、自分の親をみてくれている施設の介護が

あまりにすばらしく、どこで学んだのかそのスタッフに聞いたところ

「青山先生に習いました。よかったら行かれたらどうですか?」

早速自分でも学びたいと札幌でのセミナーに参加してくださいました。

とっても気になって、福岡の施設はどこですか?とお訊ねすると、

久留米の「ライ」(私たちの通称)君の施設だとわかりました。

重度の寝たきりのお母さんが、退所を迫られ、どうしたものかと知り合いに

聞きまわったところ、友達のつてで「ライ」君の施設がとてもいいと聞き、

わらにもすがる思いで入れたところ、寝たきりのお母さんがみるみる元気になり、

ラクラクと素晴らしい介助技術でいろんなところへ連れて行ってくれて、

本当に感動して、お父さんも一緒に入居されていたのですが、お父さんの

お姉さんもその施設に入居され、以前はつらかった面会が

いまではとても楽しみで、お母さんもみんな元気でほんとうにうれしいと。


これを聞いた私たち、感動を通り越して、深い感慨を覚えました。

今いるところは北海道。

遠い九州とこの楽ワザでつながっている。

そしてこの楽ワザで救われ、これほどまで喜んでくださっている人がいる。

ありがたい。本当にありがたい。

頑張ってくれている「ライ」君。そしてまわりのスタッフのみなさん、

ありがとう。これからもみんなで続けていこうね


楽しく学んで、感謝されて、感謝できる。

北海道を苦労して開拓してくれたお年寄りたちに感謝を込めて

気持ちいいお風呂に入ってもらって、楽しいやりがいのある日々を生きてもらいたい。


 

空気、ひんやり☆

2019年10月6日

今朝の北海道は、一ケタ代まで冷え込み、空気がとっても澄んでいます。









今日は札幌、モエレの里さんでセミナーです!



ゆうべはほんとに空から降ってくるような星☆彡を眺められ

ラグビーも勝って、男子リレーも3位入賞で素晴らしい夜でした


 

北海道雨竜郡沼田町

2019年10月5日

10月に入り、暑さが収まらずどうなるのかと思っていたのですが


北海道に着くとすっかり秋が深まり冬がすぐそこまで来ているのを感じます。






北海道、雨竜郡『沼田町』。広い北海道の中央からやや北西部に位置しており

穀倉地帯が広がり、森林資源、地下資源溢れる山岳地帯で占められています。


この町の始まりは


1894年明治26年、富山県小矢部市出身の沼田喜三郎氏が一八戸の住人を


誘い入植されました。


そしてこの沼田さんの名前から「沼田町」と命名されたとのことです。


小矢部市から人もお祭りも(夜高祭り)連れ、町の創生から


発展まで尽力されたということです。




富山には、夜高祭りというあんどんをぶつけ合うお祭りがいくつもあります。

これは小矢部市の津沢夜高祭りが原型ということです。

こちらでは8月末に盛大に行われているようです。





沼田町は炭鉱の町でもありました。


明治鉱業という会社が1930年昭和5年に開業した昭和炭鉱、

とても良質な石炭が取れ、留萌港も近くにあり、全国に石炭を出荷することも

できてそれはそれは栄えていたようです。

ご存知のとおり、エネルギーは石炭から石油へ変わっていき、

1969年昭和44年閉山となりました。







エアコンしか知らない世代の人からしたら、この黒いものが

石炭で、ほんの50年前まで普通に使われていたなんて信じられないでしょうね。

冬の朝学校へ行ったら、用務員さんがバケツに石炭を入れ

各教室に運び、冷えきった教室の石炭ストーブにマッチで火をつけ

赤い炎がついていったシーンを思い出します。



このSLは、昭和炭鉱で実際使われていたクラウス製SLで

今は、歴史遺産として展示されています。



素晴らしい歴史を感じながら、この沼田町を作ってきたお年寄りが

暮らしておられる沼田町で研修をさせていただきます。





福島から始めよう

2019年9月27日

『福島から始めよう』は福島県のキャッチフレーズだそうです

『始める』ってほんとにワクワク、新しいエネルギーが沸いてきます。

『続ける』ってほんとに難しい。だけど続けないと見えてこない、身につかない。

令和元年度福島県地域医療介護総合確保基金事業 長い名称ですが、

要は、地域にとって必要な医療、介護を盛り立て、やりがいのある魅力いっぱいの

職業にしてたくさんの人材に入ってきていただきたい!という願いを込めた

補助事業です。

佐藤さんの尽力でこの補助事業が福島県でスタートです。

第一回 10月17日(木)13時半~16時半の3時間 
    伊達市ふれあいセンター 伊達市箱崎川端7
参加費 無料(!)
対象  介護医療従事者
講師  青山 幸広
内容  毎度おなじみ「お年寄りと一緒に元気になる楽ワザ介護」
お申込み・お問合せ 社会福祉法人篤心会 電話 0248-94-8100

第二回 令和2年1月9日(木) 須賀川市の予定
第三回 令和2年3月5日(木) 白河市の予定
※時間はいずれも13時半~16時半 参加無料

定員に限りがありますので、お早めに(^_-)-☆



 

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