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福島・会津

2019年7月7日



7月6日(土)曇りがちな福島・会津です。

会津磐梯山も雲をかぶっていました。



介護福太郎さんから昨年に続き、お招きいただき研修会させていただきました。

今年もたくさんの方にお集まりいただき、昨年に続いての方も多数おられて

学ぼうという意欲が満ち溢れて、とてもいい雰囲気でした。



福島にはRX組のお弟子さんがたくさんいるので、

アシスタントとして参加してくれ心強いです!





昨年は奥さんを介護されているご主人がご夫婦で参加されていて

実際に奥様にはモデルにもなっていただきました。

参加者の皆さんの前で青山が介助の仕方を示しながら

自分の力で立たれて拍手喝采の中、感激の涙をこぼされた奥様は

今年の2月に力尽きて亡くなられたというご報告をお伺いし、

言葉もありませんでした。

でも今年はご主人が一人でご参加され、習ったことを皆さんに恩返ししていきたいと

初任者研修も受講されたというお話しでした。

会津でご縁をいただき、こんな素晴らしいお話を聞かせていただき

ありがたさで胸が熱くなりました。



誰かの人生の局面で、ほっと心が軽くなるお手伝いができたり、

生きている喜びを一瞬でも感じていただくきっかけづくりができること、

この仕事をさせていただく大きな喜びだと改めて感じた出来事でした。


今日も初めてご参加された方々も、できてもできなくても

自分が今できる精一杯を楽しんでいただけたなら嬉しいです。

皆様ありがとうございました。

 

7月が始まりました

2019年7月6日

2019年が始まってもう半年が過ぎ、令和になってまだ2か月で

なんとなく今年は一年の感覚がずれてきそうです。

時代の変化はそう感じてはいませんが、なんだか涼しいですね…。

毎年今頃は暑くて暑くてあと何か月この暑さに耐えるんだろうとうんざり

しているのですが、まだエアコンなしでも寝られています。

梅雨に入ったかどうかもはっきりしない6月。

22日は東京、深川愛の園さんでのセミナーでした。

日本全国からも集まっていただき、とても大盛況でした。




ベッドも並べていただいたので、参加者の皆さんもわかりやすかったと思います。








基本的な身体の動きを理解し、体験し、どう介助したら相手が動きやすくて

自分にも負担も軽くて済むのか、やってみると、ほ~~~~。

これを続けていくと、ほんとに利用者さんができるようになっていくのを

実感してもらいたいです。

楽しく学ぶから、続けられるし、身についていく。

身につくと自然に身体が動くようになり、相手の方にも不安を与えず

自信を持って「行きたいあの場所、行けるようになりますよ」と前向きな

言葉とともに日々介助できるように変化すると嬉しいです。

深川愛の園のスタッフの皆さんにはたいへんご協力いただき、ありがとうございました。

次回は9月21日、11月10日 3月8日とまだ3回ありますので、ぜひご参加お待ち

しています。


さて次のセミナーは6月30日、青森弘前幸陽荘さんでした。

青森は曇りがちで、岩木山も残念ながら見えませんでした。







デイケアのフロアを使わせていただき、日ごろからデイでもお昼ご飯を

作ったりしておられるので、調理器具などもばっちり揃っています。
















職員さんからいただいたお米を使って、おにぎり100個握りました!(^^)!




地元の手作り漬物、富山のかまぼこを盛り合わせて。





野菜たっぷりの鶏団子スープもたっくさん作りました。





おいしく食べて、笑って、動いて、一日あっという間です。

次回の青森弘前セミナーは、りんごが実る頃の11月3日文化の日です。


梅雨の晴れ間

2019年6月18日




昨日、今日とさわやかな長野にお邪魔しています。

昨日は安曇野、そして今日は諏訪です。

写真は今朝の諏訪湖の景色です。

気持ちがいい季節です。

最近、いやになるニュースばかりでテレビを見るのが怖いくらいです。



令和の時代が明るく気持ちのいい時代になってもらいたい


目標を定め、それに向かって気持ちよく楽しく努力していくと

自然と体調も気分も上向きになっていくと信じて


この週末は土曜日が深川愛の園さんでのセミナーで

日曜が島根県浜田市での講演会です。

どちらもどうぞよろしくお願いいたします

京都

2019年6月12日

令和元年6月8日(土)京都でのセミナーでした。

会場のアスニー京都は、RX組が京都で初めて事務所を開いた場所の目と鼻の先。

なじみ深い場所です。

京都に出て15年。そしてその京都を離れて一年と2か月。

まだまだ気持ちは京都に残ったままの一年でしたから、

京都でセミナーをするのはまだ辛いのが正直なところです。

そして集まってくださったのは、昔からのなじみ深い皆さんばかりでした。





まさにホームに帰ってきたような温かさで、京都で15年間培ってきた絆、

そして通って来てくださってた皆さんの大いなる成長を改めて感じ、

ありがたさで胸がいっぱいでした。

おひとりおひとり、それぞれにいろんなことがあった月日でしたね。

でもここまでいっしょに歩んでこれたこと、迷ったり回り道したけど

苦しんだ分、優しく大きくなれたのではないでしょうか。

そして、もう一つは悲しい出来事。

紫野庵を去ってこの一年の間に、紫野庵のお隣でたいへんお世話になった

おじいさんがこの春とうとうお亡くなりになったのです。

紫野に越して10年、京都に暮らすということをしっかり教えていただきました。

紫野は西陣織の職人さんが多く住まれた場所、西陣織が衰退したことで

機屋さんはずいぶん減りましたが、紫野庵も元々は機織り機がずらっと

並ぶ織屋さんだっということで、お隣のおじいさんも帯のデザインと

製作をされていた職人さんだったということです。

セミナーの前日お宅にお邪魔して、仏前に手を合わさせていただきました。

京都の暮らしを教えていただいたお礼、最後までお付き合いできなかったお詫び、

じわじわと思いがこみ上げ、おじいさんの在りし日の姿が脳裏によみがえりました。


最後まで介護されていた娘さんの許可をいただき、家の中の写真を

ご紹介させていただきます。



梅雨の気配がし始めてしっとりと濡れた坪庭に、思わず見とれてしまいました。



現役で使っておられた黒電話。



井戸をくみ上げる滑車。



水屋。

築90年余りだったと記憶しておりますが、

生まれたときからこの家です、とおっしゃっておられたので

建ったときからほぼずっと変わらぬ暮らしをされてきたのだろうと思います。


二人の娘さんがお嫁に行かれ、奥様を亡くされ、一人でもきちんと

暮らされていた京都人の頑固なまでの暮らし方に感動してしまいます。

変えない。守り続ける。あたりまえの暮らしを淡々と続ける。




遺品というか、形見というか、分けていただいた書は

山田恵諦(やまだえたい)という比叡山延暦寺の座主のお言葉「楽志」。


おじいさんの母上が比叡山に信心しておられ、折につけ通われ

直接、目の前で山田恵諦座主が書かれたこの色紙を求められたとのことで、

引き寄せられるようにこの色紙に目が行って、詳しくお聞きしてまた感動。

『日々の行が楽しいならば、その志は本物だという意味』だそうで

『楽』は楽しいという意味はもちろんですが、願う、望むという

意味もあるらしく、人を楽しませ、喜ばせることが楽であり、

もっともっと向上したいと願い望むことであり、

そう楽しめることがなにより本物の高い志であると。

私たちが突き詰める「楽ワザ介護」もまさしく同じ。

楽しまなければ身につかないし、長続きもしない。

『楽』というと近頃は、楽したいとか、楽してさぼりたいとかマイナスに

受け取られがちですが、本来はもっと高い志のプラスの意味だったのです。




亡くなってなお、おじいさんから教えられ、もっともっと上を望みなさいと

はっぱをかけていただいたように思います。

だから京都は止められない、離れられない。

深い魅力に改めて虜になってしまいました。

観光地としてではなく生き方を学べる場所、京都。

これからも古くて美しい日本の心、持ち続けるべき日本人の感性を

大切に大切に守っていきたいと思います。

そしてさらに楽しんで、笑って、志を高く持って進んでいきましょうね!

長々とお付き合いありがとうございました。














 

暑いですね

2019年5月26日

ご無沙汰してしまいました。

令和になった途端、なんだかソワソワとしたまま一か月が過ぎようとしています。

時代が変わったとはいえ、この暑さはなんでしょう\(◎o◎)/!

北海道が暑くて、沖縄の方が涼しいというこの逆転!!

そして、横綱、大関が負けて、平幕の富山期待の星、朝乃山がまさかの優勝。

『令和初』というおまけもつきました!!

\(◎o◎)/! \(◎o◎)/! \(◎o◎)/!
 
今日の北海道よりも涼しい沖縄宮古島訪問が終わりました。







伊良部大橋の開通、新空港の開港、土地高騰、家賃高騰と、宮古島始まって以来の

バブルが訪れています。

これも令和という新時代の象徴なのでしょうか。

この宮古島の礎を築かれたお年寄りたちは、あまりの急激な変化に

戸惑いさえ覚えておられるようです。




令和時代をどうぞ見守っていてください。

そして宮古島の歴史を語り継いでくださいね。





亜熱帯地方にしか分布しないこれが幻の花、サガリバナ。

一年に一度しか咲かず、夕方から咲き始め朝には散ってしまうという儚い花。

サガリバナツアーがあるほど人気の花だそうです。

咲いているときに出くわすという幸運。

花言葉は『幸運が訪れる』(*^▽^*)

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