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教え子たちの旅立ち

2019年3月10日




兵庫県立龍野北高等学校、総合福祉科、平野先生から


卒業式の写真が届きました。


青山にとって保父時代以来、本当の意味で教え子と呼べる生徒たちに


出会わせていただきました。



年に数回といえども、入学した一年生の時から


介護って楽しいんだよ。


その人の深い人生に関われる、やりがいのある仕事なんだよ。


諦めていた夢をもう一度叶えるとても意義のある仕事なんだよ。


介助の仕方次第で、できなかったことができるようになっていくプロセスを


実感できるプロとして誇りを持てる仕事なんだよ。




青山の実体験に基づいた実話満載の話しは、子供たちの心に少しずつ


届いてやがてしっかり根を張っていったように思います。








できなかった介助も、最初は無理だと諦めていた子たちが

励まし合い、教え合い、喜び合いながら、ゆっくりでも着実に

身に着けていきました。



教えるアシスタントたちが、手を取り、足を取り、つたない教え方ながら

必死に伝えようとする姿に、生徒たちも応えてくれていたように思います。







この子たちの可能性を生かせる、楽しくやりがいのある現場を

私たちおとなはもっともっと作っていかなくてはいけない。

そう思わせてくれたこの子たちとの出会い。






あなたたちのキラキラの瞳に何度励まされ、背中を押されたことか。














憧れてもらえる介護人でありたい、そうあり続けたい。

ありがとう。




そしておめでとう。

次はあなたたちといっしょに、次の世代が憧れる介護の仕事、

作っていこうね。







最後にこの大きなプロジェクトに関わってくださった

龍野北高等学校の関係者の皆様、

特に、井本先生、高附先生、平野先生、担当の先生方、

協力してくださったすべてのアシスタントの皆さんに

心から感謝申し上げます。

私たちが青春できた貴重な三年間でもありました。

卒業生の子どもたちが、大人となって、さまざまな現場で会えるのを

楽しみにしています。


人を喜ばすこと、人に喜んでもらえること、そのために自分がどう行動すべきかを

常に考え、実行し、感謝の言葉とか見返りではなく、相手の中に幸せを見い出せた時

それが自分自身の喜びであり、仕事の糧と感じられるようになったとき、

迷わず進むことができるはずです。








 

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