現在、アドバイザーに入らせていただいている愛媛県西予市野村からの
豪雨被害報告が届きました。
あの大変な豪雨から10日ほど経ちました。
今はボランティアに出ながら、施設の仕事もされているようです。
職員さんのご自宅も全壊、半壊などたくさんの被害を受けられたようです。
======以下、原文そのままです。
今回の豪雨災害の様子を画像でお伝えします。
①7日の朝、しいのき園は裏山の一部が土砂崩れしました。
※しいのき園とは、系列の施設です。
②寿楽苑は、停電と断水、通信手段が遮断されて、当初はこんな感じでした。
停電でエアコンがきかなくなったので、寝たきりの方は広い廊下の方が居室より温度が低いので移動しました。
・水道が使えないので、3日間ほどは非常食対応でした。
・停電中の8日は、自分が宿直でしたが何もできず、ランプで過ごしました。
͡この夜、看取りの方が亡くなりました。
この日の夕方より、携帯電話は、屋外に出れば何とかつながるようになっていたので、看護師に連絡が着き、看護師到着を待って懐中電灯の中でのエンゼルケアを行いました。
・現場職員の機転で、断水になる直前に各浴槽に水をためていたので、断水中で救援物資で水が届くまでは、トイレ等に利用することが出来ました。
※7日の被害の大きかった近辺の様子です。
・職場から停電との連絡が入り、野村大橋と呼ばれるこの橋がこの状況の時に、自分は何とか渡り切り苑に向かう事が出来ました。
・しかし、その後、あっという間に橋は水没したようです。
・別角度からですが、右奥に見える白い建物が、野村町の保健福祉センターと社協と包括の建物です。
ここも被害を受けましたが、被災直後より、ボランティアセンターになっています。
・乙亥会館周辺の住宅は、どこもこんな感じだったようです。(寿楽苑の職員さんも数名水害で被災されました)
・野村町と宇和町を結ぶ県道も至るところがこんな状況です。
・被災直後から自衛隊やボランティアの方々に来ていただいて、徐々に普段の生活へ向かっています。
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以上が、西予市寿楽苑の亀岡さんからの被災地報告でした。
大変な状況の中、ご丁寧にまとめていただき、ありがとうございました。
緊迫した浸水の様子、本当に怖かったことと思います。
野村の町の中心部がほとんど水没したようです。
14・15・16の三連休に多くのボランティアさんが訪れ
町内の家々の泥を掻き出す作業をされ、かなり助かったとのことでした。
人の手の力、心の力、大きいですね。
7月9.10日と訪れる予定だったのですが、道路状況を考え
来月9月に延期になりました。
この寿楽苑さんの3年間の業務改革の報告を兼ねた
セミナーを予定しております。
宇和島でやる予定が宇和島の会場が断水で復旧のめどがはっきり
たっていないとのことで、被害のなかった松山で行います!
この水害のことも含めた報告になると思います。
地域で必要とされる、
お年寄りと地域のみんなのための施設に生まれ変わるには!
9月24日(祝月)10時~16時 アイテム愛媛(松山市大可賀2-1-28)