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やまゆりの里の湯

2020年9月2日

昨日、9月1日はブログ再開記念日

今日も残暑が厳しいですが、それでも秋の気配が少しづつ感じられます。

インスタグラムを始めて4日です。

フェイスブック、Twitterなど、SNSというものに

しり込みしていた中高年世代です。インスタといえば渡辺直美が

カラフルな衣装でオモロ可愛い写真を載せるってイメージしかなかった。

くろまめ社長稲葉さんからの心強い後押しもあって、

えいやっ!と勢いで始めてみたところ、

意外に簡単で、しかも反応も早く、知ってる顔ぶれが

リアルタイムで見られるという喜びの方が大きかったことに驚いています。

稲葉君、ありがとう!稲葉くんの毛ありし時代の出会いから今日までを

いつかどこかで発表したいと思います。(誰が興味あんねん!)

さて、昨日の続き、やまゆりの里さんの浴室を紹介していきます。



各ユニットにあるオリジナルユニットバスです。ダジャレみたいですが

ユニットバスです。そこへ青森ヒバの浴槽を入れています。

青森ヒバの浴槽、イスはもちろん本場青森採れたヒバで、

青森のわにもっこさんの職人さんが一つひとつ丁寧に作ってくれています。


このユニットバスは、徳毛レジンさんと共同で製作しました。

なかなか、思ったようなユニットバスはなく、一から作ればコスト高、

広さ、入れたい備品、取り付けたい位置など、こだわるところ満載なのに

いざふたを開けたら、あぁ、そこじゃない((+_+))ってことがあまりに多く

それならセットされたものを作る方が早い!と徳毛レジンさんにお願いして

作ることになりました。

手すりの種類、つける位置、排水のグレーチングの種類、位置、床の滑りにくさ、

タオルの置き場所、シャワーの種類、位置、洗い台の場所、高さ、水栓、

浴槽、浴槽の向き、配置などなど、数えきれないほどの設定があります。

それはすべて、お年寄りの立ちやすさ、浴槽への入りやすさ、出やすさ、

スタッフの介助のやりやすさ、負担の軽減など、現場での数えきれない

さまざまなお年寄りへの介助の経験から生まれ出た経験値が生み出すものです。

そして素材へのこだわり、気持ちよさ、身体へのプラス効果、掃除のしやすさ、

今できる最高のものが揃っているのです。

徳毛レジン製:ガーデンローズRX 徳毛レジンは→ http://yokusou.jp/



蛇口が二つ。一つはお湯、もう一つは?

答え: 炭酸泉が出ます






こちらは炭酸泉の出ないタイプ。


次は露天風呂。

滋賀県の信楽焼のお風呂です。

特別に滑りにくく、浴槽の淵もつかまりやすいように

RX組オリジナルで滋賀の壺新さんに作ってもらっています。



この丸い浴槽に合わせた青森ヒバのシャワーチェア。

浴槽の高さと揃えてあるので、座った状態で浴槽へ入れます。



手すりもついています。

床は十和田石。

もちろん滑りにくく冷たくもありません。


続いて、大浴場です。



座る部分は青森ヒバ、浴槽は十和田石。

背中をよりかかってもあたりもやわらかく、マイナスイオンに癒されます。



そして目玉は、炭酸泉です。

近年、炭酸泉の効能は医学的にも証明され始め

医療機関でも取り入れるところがたくさん出てきているとか。




細かい気泡がたくさん出て、血行を促進し、温まるのはもちろん

高血圧などにも効果があるといわれています。

この炭酸泉はヴィータさんに設置していただきました。

こうして、元気になるためのお風呂は、さまざまなメーカーさん、

職人さんたちのお力で作られています。

つかまりやすい環境、安心して立って歩ける環境、

浸かることでのリラックス効果、副交感神経を刺激して

大いに心ものびのび、身体もぽかぽか、日ごろの疲れももやもやも

吹き飛んでいきます。

こういうお風呂に入ることは

まず座位(座ること)で身体のバランスを保って体幹が戻ってきます。

足を床に着くことで足裏の刺激、立とうとすることで足の筋力も使います。

手すりに摑まることで、腕の筋肉も自然と使います。

お風呂に入るまでの一連の動きすべてが、ご本人の意志を引き出し

リラックスして身体の緊張をほぐし、心もほどけていくのです。

ここまで来るには、介護の持つ力を信じ、その方の力を信じ、

介護職として身に着けるべき介護技術、言葉の選び方、接し方、

相手への敬意の表し方、すべてを学びここに至りました。

元の施設でも予備期間、十分に体験済みで、あとはこの本物のお風呂が

すべてを証明してくれるに違いありません。









 

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