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先の楽しみ

2020年6月8日

オリンピックの延期に始まって、大相撲もお祭りも夏の高校野球もすべて中止なんて、

本当に寂しいですね。

先にある予定、季節ごとの行事、毎年あるイベントなどなど

いろんな楽しみを区切りに一年をすごしていたっていうことを

改めて感じています。


2020年という年は、楽しみというものをどうとらえるのかも

考えさせる区切りの年となりそうです。

先に楽しみがあるから、そこへ向かって生きるのではなく

日々、今日一日をどう楽しく生きるか、自分の内側、身近な出来事、

何かイベントに頼らず、ささいなことを楽しむということを身に着けて

いなければ、まるで楽しみすべて奪われたような被害者のような気分に

陥ってしまう。

コンサートに行けなくても、若い人が必死で頑張る姿に励まされる

スポーツイベンがなくても、今自分はとても満たされていると思うこと。

何もない、から、すべてある、と思う。思いようというより、そうなのだというよう

なことじっくり考える数か月でした。



青森県、田舎館(いなかだて)。

川部駅は、奥羽本線と五能線が乗り入れていて

弘前駅からは一駅、8分です。





最近は田んぼアートが有名になって、ずいぶんと観光客も増えました。

そんな田舎館(いなかだて)に

新しくデイサービスが来春生まれる予定でいます。




赤い屋根の既存の建物を壊し、岩木山をのぞみ、

川部駅に出入りする電車を眺められるのんびりとした場所です。


お年寄りが日々を楽しめる施設づくりを、ますますこだわって

素朴で、ほのぼのして、今日という日がなんでもないけど、充実してた、

って一日を終えられる。

そんなデイサービスを作るお手伝いです。

こういう場所を作ることのできる仕事、こんな楽しくワクワクする

仕事があるっていうことに感謝、感謝です。

今年コロナでオープンが延期になっていお手伝いさせていただいてる施設さん、

少しずつ情報発信していきたいです。

今は、SNSでタイムリーでオンタイムな情報がいっぱいです。

遅れ、遅れですが、ほんわかする情報をお届けできたらうれしいです。







 

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